ご挨拶

私は、makoto officeの責任者で日本文化を研究している安原眞琴と申します。 私はこのofficeを、失われゆく日本の伝統文化について、―「研究」というと大げさですが―、考え、記録し、継承の一助にしていただくために、開設しました。このたび、映画のお披露目に向けてHPを開設いたしました。

略歴

  • 安原 眞琴(やすはら まこと)
  • 1967年、東京生れ。文学博士。父は故編集者の安原顯。女性。
  • 主な研究対象:日本の中世・近世の文学、美術、文化。
  • 講師:立教大学、法政大学、大正大学、NHK学園、東武カルチュアスクールなど。
  • 研究員:天台宗総合研究センター、日本時代劇研究所など。
  • 著書:『『扇の草子』の研究ー遊びの芸文』(ぺりかん社、2003年)、『超初心者のための落語入門』(主婦と生活社、2009年)ほか。
安原眞琴

単行本

  • 単著
    • 『『扇の草子』の研究―遊びの芸文』2003年2月、ぺりかん社
  • 監修
    • 『超初心者のための落語入門』2009年1月、主婦と生活社
  • 単行本(共著)
    • 「扇の草子」と「尤之双紙」の解説(『図説 江戸の「表現」浮世絵・文学・芸能』所収)2014年3月、八木書店
    • 「ハーバード大学美術館所蔵「扇の草子」ー永い眠りから目覚めた稀少な絵巻ー」(国文学研究資料館編『絵が物語る日本ーニューヨーク スペンサー・コレクションを訪ねて』所収)2014年3月、三弥井書店
    • 「新出・国文学研究資料館蔵『扇の草子』屏風ー書誌と翻刻」(「立教大学日本文学」Web版『和歌大辞典』所収)2013年4月、古典ライブラリー
    • 「『月見の友』翻刻」(『仮名草子集成 第50巻』所収)2013年11月、東京堂出版
    • 「『宗祇短歌』『児教訓』『若衆短歌』『遠近草』解題」(Web版『和歌大辞典』所収)2013年4月、古典ライブラリー
    • 「『沢庵和尚鎌倉記(写本)』翻刻・解題」(『仮名草子集成 第48巻』所収)2012年6月、東京堂出版
    • 「『沢庵和尚鎌倉記(万治二年刊本)』翻刻・解題」(『仮名草子集成 第47巻』所収)2011年6月、東京堂出版
    • 「絵入り写本をみる・さがす―『扇の草子』を例に」(国文学研究資料館編『古典籍研究ガイダンス―王朝文学を学ぶために』所収)2012年6月、笠間書院
    • 「「篠塚」「丹波与作」「千年飴売」注釈」(加藤定彦編著『『俳諧絵文匣』注解抄―江戸座画賛句の謎を解く』所収)2010年11月、勉誠出版
    • 「『扇の草子』の源氏絵―源氏歌絵享受序説」(高橋亨編『王朝文額と物語絵』所収)2010年5月、竹林舎
    • 「イメージとテキストの往還―李将軍の故事を手掛かりに」(小峯和明編『漢文文化圏の説話世界』所収)2010年4月
    • 「『四十二のみめ諍ひ』翻刻・解題」(『江戸吉原叢刊 第1巻』所収)2010年2月、八木書店
    • 「文化の水脈としての『扇の草子』―時代と領域を越える絵画・扇・歌」(楠元六男編『江戸文化からの架橋―茶・書・美術・仏教』2009年7月、竹林舎
    • 頴原退蔵著・尾形功編『江戸時代語辞典』(本人分抽出不可)2008年11月、角川学芸出版
    • 「ガイドブックの誕生―江戸初期の食文化」(『文学に描かれた日本の「食」のすがた―古代から江戸時代まで』所収)2008年10月、至文堂
    • 「本を見ることの大切さ」(菅谷憲興編『人文資料学の現在Ⅱ』所収)2008年9月、春風社
    • 「『扇の草子』に見る十七世紀前後の『源氏物語』享受」(『源氏物語と江戸文化―可視化される雅俗』所収)2008年5月、森話社
    • 「なぞなぞと見立―『絵本餘所画鏡』を端緒に」(国文学研究資料館編『図説「見立」と「やつし」―日本文化の表現技法』所収)2008年3月、八木書店
    • 「熊野をめぐる近世神話―「蛇性の婬」と熊野」(林雅彦編『熊野』所収)2007年1月、至文堂
    • 「「広末保」「小池藤五郎」「中村幸彦」各著作解説」(『日本史文献事典』所収)2003年3月、弘文堂
    • 「扇文化の一断面―扇伝承と平家の女性たち」(小峯和明編『『平家物語』の転生と再生』所収)2003年3月、笠間書院
    • 『米国議会図書館所蔵日本古典籍目録』(本人分抽出不可)2003年2月、八木書店
    • 「『女用訓蒙図彙』『新造図彙』『外科訓蒙図彙』翻刻・解題」(朝倉治彦監修『訓蒙図彙の世界』所収)2002年12月、大空社
    • 「「あるべきようは」『醒睡笑』『万民徳用』解説」(『岩波仏教辞典』所収)2002年10月、岩波書店
    • 「『似我蜂物語』解説」(『日本仏教の文献ガイド』所収)2001年12月、宝蔵館
    • 「『妙法天神経』の和歌」(小峯和明編『宝鏡寺蔵『妙法天神経解釈』全注釈と研究』所収)2001年7月、笠間書院
    • 「『伏屋塵』『源氏外伝』翻刻・解題」(『批評集成源氏物語 第1巻』所収)1999年5月、ゆまに書房
    • 「「寛永寺」「浅草寺」「東本願寺」「待乳山聖天」「日暮里」「妙音寺」解説」(『江戸名所図会』所収)1997年、筑摩書房
    • 「「秀吉色紙」「秀頼断簡」「佐理断簡」翻刻・解題」(『三井文庫蔵 古筆手鑑『筆林』』所収)1995年6月、貴重本刊行会
    • 『厳原町資料館所蔵古典籍目録』(本人分抽出不可)1994年3月、厳原町教育委員会
  •  

このページの先頭へもどる

論文

  • 共著
    • 「学習院女子大学図書館蔵 新出『扇の草子』の紹介」(「学習院女子大学紀要」15号、2013年3月)共著者:徳田和夫
    • 「ニューヨーク・スペンサーコレクション所蔵 松平定信『戊子桜狩之絵巻』」(「文学」7巻1号、2006年1月、岩波書店)共著者:渡辺憲司
  • 単著
    • 「新出・国文学研究資料館蔵『扇の草子』屏風ー書誌と翻刻」(「立教大学日本文学」111号、2014年1月)小峯和明教授定年退職記念号
    • 「立教大学所蔵 江戸川乱歩旧蔵『若衆物語(明暦三年板)』―書誌・翻刻・挿絵」(「立教大学日本文学」109号、2013年1月)
    • 「『扇の草子』・「月次風俗図屏風」・要法寺版嵯峨本をめぐる一考察―十七世紀前後のメディア革命の背景」(「文学」13巻5号、2012年9月、岩波書店)
    • 「乱歩と和書とその研究―『若衆物語』を例に」(「センター通信」6号、2012年3月、立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター)
    • 「露伴の都市計画論が現代に問いかけるもの」(「アジア遊学」143号、2011年7月、勉誠出版)
    • 「『扇の草子』の再検討―文学・文化・絵画の横断」(「文学・語学」199号、2011年3月)
    • 「バーク・コレクション所蔵 伝宮川長春画「薄雲物語」紹介―書誌と翻刻」(「立教大学日本文学」105号、2010年12月)
    • 「戦国末期の伝承・和歌・御伽衆」(「説話・伝承学」18号、2010年3月)
    • 「仮名草子時代のキリシタン文学」(「アジア遊学」127号、2009年11月、勉誠出版)
    • 「立教大学人文図書館特別書庫所蔵古典籍目録(散文篇)」(「立教大学日本文学」102号、2009年7月)
    • 「立教大学人文図書館特別書庫所蔵古典籍目録(韻文篇)」(「立教大学日本文学」101号、2008年12月)
    • 「馬頭娘説話の和様化―中国古代説話から日本の民間信仰「オシラ祭文」へ」(「アジア遊学」114号、2008年11月、勉誠出版)
    • 「出版文化開花前夜における忘れられた媒体「扇」について」(「アジア遊学」109号、2008年4月、勉誠出版)
    • 「『扇の草子』進出本一覧―附・家蔵屏風の紹介」(「伝承文学研究」第57号、2008年4月)
    • 「『扇の草子』の新出絵巻―所載歌に見る特質」(「説話文学研究」41号、2006年7月)
    • 「近世文化・文学に見る「性愛と女性」研究文献目録抄―平成十年以降」(「国文学解釈と鑑賞」70巻8号、2005年8月、至文堂)
    • 「扇屋の女―職業婦人と性」(「国文学解釈と鑑賞」70巻8号、2005年8月、至文堂)
    • 「上野・浅草」(「国文学解釈と鑑賞」68巻12号、2001年12月、至文堂)
    • 「浮世草子と信仰」(「国文学解釈と鑑賞」65巻10号、2000年10月、至文堂)
    • 「新出資料『扇の草子』について」(「立教大学日本文学」78号、1997年7月)
    • 「『扇の草子』諸本と書誌」(「立教大学日本文学」76号、1996年7月)
    • 「判じ絵の始発―『扇の草子』の雅俗」(「国文学 解釈と教材の研究」41巻41号、1996年3月)

このページの先頭へもどる

 

報告書

 

 

  • 「『蛍随筆』翻刻と略解題」(「アメリカに渡った日本の図像・文芸の研究―スペンサーコレクション資料の調査および刊行 第1号」所収)2005~2006年度立教大学学術促進特別重点基金プロジェクト研究、代表:小嶋菜温子、2007年3月
  • 「附属品と混入物」(「寛永寺天海版木活字を中心とした出版文化財の調査・分類・保存に関する総合研究」所収)1988年~2001年度文部科学省化学研究費助成金基盤研究(A)(1)、代表:渡辺守邦、2002年3月

このページの先頭へもどる

その他

  •  連載中「東京っ子 味めぐり歴史散歩」(月刊「望星」東海大学研究所、2013年6月〜)
  • 「「吉原学」序説ー映画の報告と共に」(「リポート笠間」56号、2014年5月)
  • 「映像記録「最後の吉原芸者四代目みな子姐さんー吉原最後の証言記録」製作の経緯」(「リポート笠間」54号、、2013年6月)
  • 「扇の草子―人々の遊び心が創り出す世界:『扇の草子屏風』『阿不幾集』『奈良絵豆扇図面』『扇の草紙』解説」、「『尤之双紙』解説」(国文学研究資料館研究展示図録「江戸の表現―浮世絵・文学・芸能」所収、2012年10月)
  • 「最後の吉原芸者みな子姐さんに聞く―昭和の吉原の思い出」(『東京人 吉原特集』2007年3月、都市出版)
  • 「扇の草子―絵と歌がおりなす遊びの文化」(サントリー美術館展示図録「歌を描く絵を詠む―和歌と日本美術」所収、2004年2月)s

このページの先頭へもどる

口頭発表

  • 「古典の魅力―写真で見る日本文学・文化」(2010年3月、北京科技大学、講義)
  • 「露伴の都市計画論が現代に問いかけるもの」(国際シンポジウム「エコクリティシズムと日本文学研究―自然環境と都市」、2010年1月、立教大学)
  • 「変容する和歌―伝承過程で変化する和歌説話と歌人たち」(説話・伝承学会大会、2009年4月、天理大学)
  • 「1枚のパロディ絵画をめぐって―なぞなぞ・笑い・文学」(日仏共同シンポジウム「パロディと日本文化」、2009年3月、パリ国際大学都市日本館)
  • 「芸者とは何か」(2009年3月、フランス国立東洋言語文化研究学院、講義)
  • 「扇文化の諸相」(国際シンポジウム「東アジアの視野における日本学研究」、2007年6月、山東大学)
  • 「『扇の草子』研究報告―家蔵本を中心に」(伝承文学研究会東京例会、2007年5月、学習院女子大学)
  • 「法語と文学―抜隊得勝『塩山和泥合水集』を例に」(仏教文学会例会、2007年5月、大正大学)
  • 「仮名法語『塩山和泥合水集』の近世初期文芸『似我蜂物語』に与えた影響について」(仏教文化学会、2006年11月、大正大学)
  • 「『似我蜂物語』典拠考」(日本近世文学会秋季大会、2005年11月、奈良女子大学)
  • 「新出の『扇の草子』絵巻」(説話文学会例会、2005年10月、慶應義塾大学)
  • “Ogi no Soshi: The World of Play between Pictures and Literature”(ASCJ、2005年6月、上智大学市ヶ谷校舎)
  • 「深川の芸者」(EAJS、2003年8月、ワルシャワ大学)
  • 「扇と遊びー『扇の草子』の諸相」(CEEJA、2003年3月、アルザス・キナ―城)
  • 「『妙法天神経』と道真仮託和歌」(Conference a l'Ecole pratique des Hautes Etu des、2003年3月、フランス国立高等研究院)
  • 「『扇の草子』について」(日本近世文学会春季大会、1995年6月、立教大学)

このページの先頭へもどる

   
  • makoto office
  • Japanese Culture Research Center —Specializing in Edo Subculture—

Documentary Film

Minako: Geisha of the Yoshiwara
—A Record of the Yoshiwara’s Last Living Remnant—
Announcement of Film Screening

Welcome to makoto office.

My name is Yasuhara Makoto. I am a scholar of Japanese culture and the founder of makoto office.
I founded this office in order to—perhaps “research” is too strong a word—to contemplate, record, and aid in the transmission of Japan’s rapidly vanishing traditional cultures.
Our first project is the documentary film, Minako: Last Geisha of the Yoshiwara.
This film is based on footage taken during close, personal meetings between myself and Ms. Minako, the last living geisha of the Yoshiwara district, over the six years from when we first met in 2005 until she finally passed away in 2010.

The Yoshiwara district was the only officially licensed prostitution quarter in the city of Edo, and was home not only to courtesans but also to geisha. In fact, though many people have the impression that geisha were once ubiquitous throughout Japan, until the late 19th century, geisha in the city of Edo could only be found in the Yoshiwara district .

Following the enactment in 1958 of new laws for the prevention of prostitution, the Yoshiwara district was closed. However, the cultural traditions that had survived there since the Edo period continued to live on in the body of Ms. Minako.

Ms. Minako died in 2010 at the age of 90, but remained professionally active to the very end. Her passing may truly be said to mark the final disappearance of the last remnants of the culture of the Yoshiwara.

●Schedule Screenings

The initial screening will be held on ( ). The dates and times of future screenings will be posted on this website and on the makoto office facebook page. If you would like to request a screening, please contact us.

●Future projects of makoto office are projected to include the following.

  1. Further screenings of Minako: Geisha of the Yoshiwara.
  2. Screening of unreleased footage from the production of Minako: Geisha of the Yoshiwara
  3. Collection, recording, and public exhibition of traditional Japanese cultures on the verge of extinction; projected themes include geisha and historical dramas.

Biography

Yasuhara Makoto holds a Ph.D. in Japanese Literature, with research interests covering the literature, art, and culture of medieval and early modern Japan. She has taught at Rikkyō University, Hōsei University, Taishō University, NHK Gakuen, and Tōbu Culture School and held positions as researcher at the National Institute of Japanese Literature, the Tendai Integrated Research Center, and the Japan Period-Drama Research Center. Her publications include “Ōgi no sōshi” no kenkyū: asobi no bungei” (Perikan-sha, 2003), and Chōshoshinsha no tame no rakugo nyūmon (Shufu to seikatsusha, 2009). A native of Tokyo, she was born in 1967.

安原眞琴